本日のもりもり教室は鳥の巣箱やエサ台をつくります!
今回はたくさんのご家族に参加していただけました。
思い返せば昨年の同じ企画の時には朝に大雪が降り、参加した家族数が3家族だけなんてことも、今となってはいい思い出です。→
昨年の同じ企画
まずは外に出て、鳥のエサについて勉強しに行きます。
青少年の森に設置されているエサ台によく置いているエサがこちらです。
ヒマワリの種や粟玉など、ホームセンターで市販されているものです。鳥の種類によって好き嫌い(食べやすい・食べづらい)があるそうです。
せっかくなので、エサ台にエサを置いてみました。
たくさんの鳥が食べに来てくれるかな?
エサ台や巣箱についても勉強します。
今日つくるエサ台は写真のようなものなのですが、つくるのが難しい人は、
葛のツタを巻いてリースのようにしてヒモで吊るすという方法もあります。
この場合は「バードケーキ」をリースにくっつけてあげます。足場が不安定なので、カラスやスズメは食べることができず、
ヤマガラや、
シジュウカラといったもっと身軽な鳥たちのみがエサを食べに来ます。
室内に戻り、巣箱やエサ台のつくり方を習います。
エサ台は先ほどの写真のような屋根付きのものをつくり、巣箱は
斜め屋根タイプや
平屋根のノーマルタイプ、
三角屋根タイプの中からどれかを選んでつくります。
まずは板を採寸して鋸でドンドン切っていきます。
思ったようになかなか切れず、試行錯誤が続きますが線の通り切るのは難しいので、
最終的には紙やすりで磨き微調整していきます。
切った板を釘で打ち付けます。
真っすぐ打てず、釘を抜いては打ち直しを繰り返したりもしました。
子どもがつくっていたら居ても立っても居られなくなり、大人も製作開始!
巣箱は完成間近です。
エサ台も屋根が取り付けられました。
日付や名前、メッセージなども書き込んで完成です!!
地面に固定するための柱も取り付けて、エサ台も完成!!
エサ台や巣箱が出来上がったので、みんなで簡単にできる「バードケーキ」のつくり方を習います。
ボウルの中に小麦粉と砂糖、サラダ油を入れてこねます。ダマになってしまってはいけないし、油を入れ過ぎるとベトベトになってしまうので、分量に注意しながらつくっていきます。
松ぼっくりに出来上がったバードケーキを押し込み紐をつけたら準備オッケーです。
風で揺れるくらい細い枝に巻き付けると、先ほど紹介したリース状のエサ台と同じように身軽な鳥だけが来やすくなります。
松ぼっくりだけではなく、落花生を
写真のようにぶら下げてもエサにすることができます。
殻を破らないと食べられないので、スズメのように何かの殻を割って食べる習性がない鳥は食べることができないという特徴があります。
そうこうしていると、
赤鬼襲来!
突然会場に鬼が乱入。大声で騒ぎながら、スタッフを人質にしたり、金棒で攻撃をしたりとやりたい放題です。
赤鬼が暴れていると、
2匹目(青鬼)襲来…
赤鬼に比べ口数が少ない上に、どこか動きがおぼつかない青鬼も現れました。
鬼を退治すると言えば、豆ですがそんなものが都合よくあるわけもなく…
あった!
ということで、反撃開始です。子ども達の落花生攻撃によって鬼も弱ってきました。
あまりの激しさに鬼も土下座をして撤収していきました。
鬼もいなくなったところで、今回のもりもり教室は終了となりました。
何組かの家族は青少年の森に巣箱を設置して帰りました。
今からの時期に設置しておくと、オスが巣箱の中で営巣し、そのまま春になるとメスを呼び込み、そこでメスが産卵します。
どうしても気になってしまうかもしれませんが、中を覗かずに外から観察してあげてください。もし鳥が営巣した場合にはぜひ報告してくださいね。
~ちょびっとおまけ~
・怖かった。
・びっくりした。
・聞き覚えのある声だった。
・青鬼の頭から人の頭が出てきた。
など様々な感想をいただいた鬼の襲撃ですが、実は驚かせてはいけないかなと思い、ちょびっと予告していました。
もりもり教室の受付の張り紙。
右下に何か書かれています。
ズームしてみると…、
「待機中」の文字が!
残念ながら気づいたご家族はいませんでした…。